施工事例

『森の中の家』N邸 奈良県大和郡山市

吹き抜け

勾配天井にドーマ窓を設けて、単純な吹き抜け空間ではなく立体的な広がりのある天井空間ができあがりました。

階段

階段には無垢のヒノキ材をもちいることで温もりのある足裏の肌触り感を得ることができます。

ロフト

中2階空間には、内装材にすべて無垢材を使用し、窓からは空を眺めてリラックスできる雰囲気を作り出しました。

書斎

桧材を使用した二人掛けの机は重厚な雰囲気があり、そこにあるだけで家具としての存在感を放ちます。

設計のポイント

築46年の平屋建ての改修ということで、まずは、現法規に沿って耐震補強を施し、当時は重要視されていなかった断熱と気密をしっかり計画することと、生活する上で困っていた窓の結露を計画換気で無くすことを基本に考えました。

その上で、木をふんだんに使いたい・明るい部屋にしたいという希望をかなえるため、ヒノキやスギといった県産材をを内装仕上げにもちい、家にいながら木の香りを楽しむことが出来るようにしました。

もうひとつ、明るい部屋とするために、出来るだけ昼間の太陽の光を取り込めるよう、天井に設けたドーマ窓から北側から射しこんでくる1年を通して安定的な太陽光を取り入れられようにしました。

内壁には昔ながらの中塗仕上げをし、同じく内壁にはケヤキのブロック張りで立体感を演出しています。

家族構成:夫婦2人 完成:2007,5 木造在来工法平屋建て(中2階)/リノベーション 建築面積 46.57㎡(14.11坪) 延床面積 46.57㎡(14.11坪)

『木と白色珪藻土の家』H邸宅 奈良県葛城市

キッチン

内装仕上げの調和を保つためキッチンの引きだしにも木製の物を用い、温もりのあるキッチンの雰囲気を作りました。

クッキングカウンター

キッチンとは別に、料理の盛り付けや子供たちがお手伝いできる調理台を白色のモザイクタイルで飾り付けしつくりました。

勾配天井

2階のファミリールームは天井を勾配天井とし仕上げに無垢のスギ板を張り自然に近い空間を作りました。

杉の無垢板の床

床には暑さ30mmの無垢のスギ板材を用いることで歩くたびに足裏に柔らかい木の感触と温もりを感じることができます。

設計のポイント

お子さんが3人おられ、子供たちには出来るだけ化学物質に触れないようにしたいということと、昔ながらの自然を感じれる住まいにしたいというご希望がありました。それをかなえるため内装の仕上げ材には、出来るだけ自然界にあるものを使用し、家の中でも自然にある木や土の感触を感じてもらえるようしました。床には厚さ30㎜の無垢のスギ板材を、壁には珪藻土を塗り、家具にもダイニングテーブルに大きなモミの木を使用し、家の中にいても自然を感じ取ることのできる雰囲気を心がけました。

家族構成:夫婦2人 子供3人 完成:2009,8 木造在来工法平屋建て/新築 建築面積 89.02㎡(26.98坪) 延床面積 133.1㎡(40.33坪)
> Next 『土煉瓦の家』『積み煉瓦の家』へ