中村工務店の住まいづくり

住宅はいま、高齢化時代に配慮したユニバーサルデザインや可変的な空間構成、エコロジーを実現するための省エネルギー性能、五感に響く自然素材の多用など暮らしにゆたかさを求めています。

そこには、建築学はいうまでもなく、熱力学、予防医学、居住福祉、環境学、教育…と多岐にわたる知識と技術が必要とされます。

素材の一つひとつを吟味し、そこに住む家族一人ひとりの動線を計算した住宅は、買ったりする規格住宅ではあじわうことはできません。

私たちはハウスメーカーではなしえない、より住む人に密着した姿勢と提案力で人と家の調和を大切に考えた、まさに世界で一つだけの家づくりのお手伝いをさせていただきます。

古くなったら建て替えるという考え方ではなく、その時々でより快適な住環境を実現していくことは、余計な廃材を出さないというエコロジーの面からも大切なことです。

さらに、室内の温熱環境まで考え、耐久性を延ばすことは住宅の資産価値を維持し、エコロジーも実現した行動となります。

一般的なリフォームが、修繕・修理的な内容にとどまるのに対して、住宅に耐震補強や断熱改修を加え、温熱・空気環境まで新築同様にレベルアップする【リノベーション（住宅再生）】を私たちはご提案します。

リノベーションは生活のランニングコストを抑え省エネを実現し、オール電化にも最適です。

もうひとつ、リノベーションは、ほんとうに居心地がよいとはどういうことなのかを考えるよい機会です。

小さなスペースでも個室にはしないで、オープンな空間をとると可変性が生まれ、それまでの空間や機能にあわせての生活から、自分たちにとっての本当に居心地のよい暮らし方や住まい方が可能になります。

自動車のカタログには、エンジンの馬力や燃費、安全性など「性能」が明記され、それを基準に「性能」を比較して製品を選びます。

どんなに優れたデザインでも、ガソリン1リットルあたり1キロしか走らない燃費の悪い自動車を選ぶ人は少ないはずです。

住宅にも同様に「性能」があります。

年間に消費するエネルギー使用量、地震や火災から住む人を守る安全性、暑さや寒さから体を守る快適性、バリアフリーやユニバーサルデザインといった使いやすさの目安、防犯対策なども住宅の「性能」といえます。

これから先、50年、100年という住宅の寿命を全うさせ、その間のオール電化を利用したエネルギー消費の節約、健康と安全を確保していくことは、高齢化・エコロジー時代の要求でもあります。

住宅を高断熱・高気密化することで、温熱環境や空気環境が向上し、結露やカビなどの問題も防ぎ、脳卒中や心臓発作などを誘発するヒートショックの原因を解消します。

壁内結露の原因をなくした構造は、住宅の寿命を50年、100年と延ばすことが可能となります。

なかむら工務店では、新築・リノベーション時のお引き渡しの際に、全棟気密測定と換気の風量測定を実施、ホルムアルデヒトなどの有害物質も計測したうえで、高い「性能」に裏付けされた正直な家づくりを徹底しています。

なかむら工務店では、住宅瑕疵担保履行法にもとづく10年間の瑕疵担保責任をすべての新築住宅に対応しています。

アフターメンテナンスにおいても新築・リノベーションのお引き渡しから1カ月、3カ月、6カ月、1年以降毎年一回の点検制度を設けています。

その他、新しい暮らし方・住まい方に慣れていただくためのアドバイスやご相談をその都度対応できるよう備えております。