洋風化の一途を辿る暮らしのなかでも、
障子や畳、床の間、大黒柱や梁など、
伝統的な和のテイストに、ふと心安らぐ瞬間があります。
現代生活に欠かせない合理性を備えながら、
日本人に馴染みの深い素材や意匠、
心地よさも包括した「洋・和」の概念を超える
新しい生活感覚が、いまほど問われている時代もありません。
四季の光や風を自在に操り、
心で季節感を感じとれる家。
余すところなく表現されたナチュラルな素材感が、
暮らしのなかに息づく家。
シンプルでありながら
計算され尽くした動線や空間構成で満たされた家──。
そうした美意識や機能性は、
先人たちの創意工夫に学び継承してきた伝統技術と、
先端科学で裏付けされた性能の結晶ともいえます。
伝統は常に、
その時代によって洗われながら新たな価値を帯び、
再び伝統となって後世に継がれていきます。
和と洋、伝統とモダンという対立を高い次元で昇華させ、
理性を超え、住む人の五感に響きわたる家と暮らし。
地域に根ざして60年以上。
この地の気候風土と暮らしを知り尽くした設計士のデザインと職人の手技が、
100年先を見通した、あなただけの生活空間をご提案します。