お金をかけない涼しい過ごし方

9月に入っても例年になく暑い日が続いています。
年々温暖化の影響もあって、どうやって快適にこの季節を過ごすかを四苦八苦しながら考えてしまいますよね。
省エネタイプのエアコンに買い替えようかと電気店に行く前に、まずはお金をかけない方法で、夏を涼しく過ごすための手段をお教えします。
夏の日差しは強いですよね。夏の家の中に入ってくる熱を、部分別に分けると、最も多いのが窓で、約4割ほどが窓から家の中に熱が入ってきます。そこで皆さんは、日中はカーテンを使い日差しを遮って、室内が暑くなるのを防ごうとされますよね。
ところが、太陽からの日射熱は、窓ガラスを通り抜け、カーテンの生地を暖め、窓ガラスとカーテンの間の空気を高温に保ってしまいます。これは断熱力のあるカーテンではより顕著にでます。室内側のカーテンで日射遮蔽効果は、ほとんど期待できません。
そこで、庇(ひさし)や伝統的な簾(すだれ)なのです。なぜ庇や簾なのかと言いますと、これらは日射が直接窓に当たる事を防ぐからです。庇であれば、夏の太陽高度を考慮して、長さを決める事が重要です。簾はすぐに活用することが出来ますが、ポイントとして窓と一緒に犬走りというコンクリートの部分にも日射が当たらないようにすることで、日中の蓄熱を防ぎ、夜中の放熱を抑えることができます。
マンションでは、ベランダの床面に日射を当てないことで、随分と夜間の放熱を抑えることが出来ます。
是非この方法を活用してみてはいかがでしょうか。

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